トランプゲーム「Happy Six」

はじめに

 このサイトは、私Fukutaroが考案した新しいトランプゲーム「Happy Six」のルールを紹介し、その楽しさを多くのみなさんに知っていただくためのものです。ブラウザ上で気軽にコンピュータと対戦することができるプログラムも用意しました。
 「Happy Six」は、1対1で勝負するゲームですが、2~3人のグループ2組で対戦することもできます。家族や友人と2組に分かれてワイワイ対戦するのも楽しいですよ。
 ゲームのルールはそれほど複雑ではありません。小学生のお子さんからお年寄りまで、お楽しみいただけることと思います。コンピュータとの対戦でルールを覚えたら、ぜひ人間同士で対戦してみてくださいね!

「Happy Six」のルール

  1. 1対1で勝負するゲームです。先に3セット取った方が勝ちです。
  2. トランプのスペードとハートのA~5の計10枚の札を使用します。
  3. はじめに、手札として、シャッフルした札を5枚ずつ配ります。
  4. 手札から好きな札を1枚選び、ふたり同時に、表にして場に出します。大きな数字を出した方が勝ちで、場に出した2枚の札を獲得することができます。数字が同じ場合は、スペードの札が勝ちとなります。
  5. 出した札の数字の合計が6になる場合(「Happy Six」と呼びます)は、勝敗が逆になります。
  6. 手札がすべてなくなったら、その時点までに獲得した札を手札にして、ゲームを続けます。獲得した札がない場合は負けとなり、そのセットを失います。

「Happy Six」の遊び方

 ゲームの形式は、「スタンダード」または「オープン」の2種類があります。取得したカードを、手札が無くなるまでは、場に置いておくのですが、その際、カードを裏にして何のカードか見えないようにするのが「スタンダード」、カードを表にして何のカードか見えるようにするのが「オープン」です。ゲームの参加者で話し合って、どちらの形式にするのか決めましょう。
 ゲームの対戦方法は、1人対1人で行う「ソロ」、2人対2人で行う「デュオ」、3人対3人で行う「トリオ」があります。ソロ以外の場合には、チームの中で、リーダー,戦略係,記憶係といった役割を決めておくのがいいでしょう。
 対戦者以外の人からひとり審判を決めます。対戦者しかいない場合は、対戦者のうちの誰かひとりが審判を兼ねます。誰を審判にするかは、対戦者で話し合って決めましょう。

 対戦するふたり(または2チーム)が、「場」となるテーブル等をはさんで、向かい合って座ります。対戦者以外に審判がいる場合には、横の位置に座ります。
 ゲームは、5セットマッチです。先に3セット勝ったチーム(1人でもチームと呼ぶことにします)が、そのゲームの勝者となります。

 審判が、使用するカード(スペードとハートのA~5の計10枚)をよくシャッフルしてから、カードを裏にした状態で各チームに5枚ずつ配布します。この5枚のカードが最初の手札になります。
 手札の中から場に出すカードを1枚決めます。デュオまたはトリオの場合は、チーム内で話し合う必要がありますが、相手チームに悟られないように気を付けましょう。なかなか出すカードが決められない場合は、あらかじめ制限時間を30秒とか1分とかに決めておくといいでしょう。
 お互いの出すカードが決まったら、「せーのっ!」の掛け声に合わせて、同時に場にカードを表にして出します。

 ルール(大きな数字が勝ち/数字が同じ場合はスペードが勝ち)に従って、審判が勝敗を判定します。2枚のカードの数字の合計が6の場合は、審判が「ハッピーシックス!」と宣言しましょう。勝敗が通常の場合の逆になります。
 審判は、勝ったチームの側に獲得札として出されたカード2枚を置きますが、ゲーム形式が「スタンダード」の場合は裏にして、「オープン」の場合は表にして置きます。

 このようにして、次々に手札から1枚ずつカードを選んで勝負していきますが、手札が無くなってしまった場合は、場に置かれている自チームの獲得札を新しい手札にします。もし、獲得札が無い状態で、手札が無くなってしまったら、その時点でそのセットは負けになります。
 セットの勝敗が決まったら、審判はカードを回収し、次のセットに進みます。もし、3勝したチームがあれば、そのチームの勝利となり、ゲームは終了です。

コンピュータと対戦


 このゲームのルールを紹介し、その楽しさを気軽に体験していただけたらと、パソコンやタブレットでコンピュータと対戦することができるプログラムを作成しました。ゲームモードを適当に選択し、「Game Start」をクリックすると、すぐに対戦が始まります。

このプログラムで、ゲームのルールを覚え、勝つコツをつかむことができたら、ぜひ実際に人間同士で対戦してみてくださいね!

【補足説明】ゲームモードについて
1.Open/Standard
 獲得した札の表示方法を選びます。「Open」は表を、「Standard」は裏を表示します。
2.Fickle/Discreet
 対戦相手となるコンピュータの思考方法を選びます。「Fickle」は適当で、「Discreet」は慎重です。

ここまたは左の画像をクリックすると、コンピュータと対戦することができるページが開きます。

 Windowsを搭載したパソコンをお持ちなら、パソコンにインストールして、オフラインでも遊ぶことができるプログラムをご利用ください。こちらからダウンロードすることができます。